第7章「歌とまちづくり」では、今まで培ってきた歌に対する想いや紀の川市でつくった歌を紹介します。
著者が歌づくりをはじめたきっかけなどを記しています。
「僕は何ができるだろうか 君のために...」
『紀の川のほとりで』は、華岡青洲の生誕地から乳がん撲滅を目指す「紀の川市ピンクリボンキャンペーン」のテーマソングとしてつくりました。
「紀の川ぷるぷる娘」は、紀の川市観光協会のフルーツキャラクターです。
『紀の川ぷるぷる娘の歌』は、市内の保育さんの意見も聞き、子ども達が楽しく歌いながら食育を学べるような歌としてつくりました。
粉河の駅前であなたを迎えてくれる童男(どうなん)さん!
この歌の「ど、ど、どうなんさん」というサビの部分は、子ども達に楽しんで口ずさんでもらうため、親しみやすいフレーズづくりを心がけました。
『大阪を離れて』は、大阪出身の女性を奥さんに迎える奄美大島出身の友人のはなむけにつくった歌です。この歌から15年の時を経て、『あんたの済州島(しま)へ』で宮本静さんに「魂」を吹き込んでいただきました。
『よさこいハイランド!』は、鎌垣財産区の依頼でつくりました。ハイランドパーク粉河の秋のイベントで踊るよさこいの「総踊り曲」として親しんでもらえれば幸いです。
私のふるさとは大阪です。『帰ってきてくれたんか』は、大阪弁の癒しの世界を伝えたくてつくった歌です。どんなに辛いときでも苦しいときでも、大阪弁で慰められると癒されることが本当にあるのです
紀の川市でつくった5曲とこれからの歌づくりについての想いをつづっています。